ナイルの夕べ

A collection of scenic photos from all over Japan Since 2006

エジプト

その十

エジプトは今日で終わりです。最後に古代エジプトで多く作られたオベリスクについてお話します。
まずはオベリスクの画像から





オベリスクは花崗岩の一枚岩から切り出されたもので、途中で生産中止された岩を見るとその大きさに驚かされます。オベリスクの一番大きいものは高さ20.4m重さ121トンだそうですから、その一枚岩の大きさが推測されると思います。
余談になりますが、エジプトを旅行したとき付いたエジプト人の ガイドが非常に上手い日本語でオベリスクについて説明してくれました。オベリスクは、当時鉄器がなく隣国のスーダンの石で切り取ったそうで、スーダンの石はオベリスクに使う石より硬かったから切り出せたとの説明でした。そこで私はガイドに貴方の日本語は 大変上手いが、若し貴方がスーダンの石はエジプトの石より’数段’硬いと説明したら もっと受けますよと言いますと、ガイドはこのことになるほどと言い、今後是非使わせてもらいます、言いことを教えてもらいましたと喜んでくれました。現在、現地でこのように説明し客を笑わせているかと思うと痛快です。
さて、オベリスクですが頂上はピラミッドのように四角錘状になっており金などが施されていたそうです。側面には王の名前、功績などが彫られ神々に王の威徳を示す象徴とされていたとのことです。オベリスクの多くは戦利品として諸外国に持ち出され現存するオベリスクの30本は海外、エジプトには8本しか残ってないそうです。パリのコンコルド広場にあるオベリスク、ロンドンのテムズ川の河畔にあるオベリスク(これはCleopatla's Needleと呼ばれています)がよく知られています。


その九

首都カイロに発掘された考古品の博物館があります。そこの圧巻はツタンカーメン王の像や遺物それにミイラを入れた棺です。残念ながらあの大きな棺は、 当時写真が下手で撮れず、その他の一部をアップします。











(注)最後の3枚は現地で買った土産品を写真に撮ったものです。良く出来ていますが、本物ではありません。

その八

今日は遺跡と町の風景です。








その七

今日はシナイ山の頂上から見た日の出とナイル川の夕景をアップします。シナイ山には午前4時ごろから暗い道をラクダに乗って登りました。












その六

エジプトの像は巨大です。どの像もどうしてこんなに大きく作ったのか不思議ですが、今日はその巨大像をアップします。








↑このページのトップヘ